Inkscapeで描くカヌレ
星型ツールでこのような図形を描きます。
設定数値はこのようにしました。
角:12 スポーク比:089 丸め:0 ランダム化:0
描いた図形を複製して縮小していきます。
一番外から、カヌレの底、上側面の頂点、内側の頂点、上面の底、となっています。
大きさはそのイメージで何となくです。
一番外と二番目の間に頂点に沿って四角形を描いていきます。
これがカヌレの側面になります。
複製しながら1/4埋めます。
あとはそれをまとめて複製して一周埋めます。
線と若干ズレが生じることもありますが、気にしなくて大丈夫。
光の当たっているところと、陰になるところを表現するために、交互になるよう色を変えます。
ここで一番外の線と二番目の線は消します。
レイヤーを新規作成して、内側を同じように描いていきます。
一周したら三番目の線も消します。
さらにその内側も、同様に新規レイヤーを作成して描いていきます。
一番中央の図形を塗りつぶします。
これも新規レイヤーに。
全てを選択して変形させます。
厳密でなくていいのですが、今回はアイソメトリックの方法に基づいて変形させました。
幅:81.65% 高さ:70.71%
シアー:右30度
回転:右30度
詳しくはこちらにて。
ここからは面が重なってきて、面の順番が重要になってくるので、画像の位置の図形を選択して最前面に移動させます。
次は先ほど選択した位置の下の図形を2つ選択して最前面に。
あとは同様にシンメの2つの画像を選択して最前面に移動させていって、一番下の2つまで繰り返します。
内側のリングに関しては、今回は面が重なることはないので行いませんでした。
角度によっては必要になるかもしれません。
一番外のリングのレイヤーだけ残してあとは非表示に。
ノードーツールにして、このリングの内側のノードを全部選択します。
Ctrlを押しながら上に移動。
ここでカヌレの側面の高さを決めます。
非表示にしたレイヤーを表示させ、図形を選択して位置を合わせます。
もうほぼカヌレ。
次に2番目のリング以外すべて非表示にして、先ほどと同様、内側のノードを全部選択して上に持ち上げます。
1番目を表示させるとこんな感じになってます。
3番目と中心部分を表示させて位置合わせ。
3番目のリング以外非表示にして、内側のノードを今度は下に移動。
中央部分を表示させ移動。
全部表示させるとカヌレの形状が完成。
あとは光沢をつけたり、テクスチャをつけてみたり、陰影を際立たせたり、アレンジしてみてください。
これらを使ったスマホケースも作ったので、ぜひ下記のリンクから覗いてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。