やってみよう!ベクター画像

ベジェ曲線でいろいろ描きます

Inkscapeでポリゴンアート 雪だるまを描く

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年末年始、寒い日が続いて冬真っただ中という季節なので、このような冬の夜空を背景にした雪だるまを描いて、スマホカバーのデザインをしました。

 でもいざアップしようとすると、暖かくなってきてしまいましたが。

 

 

雪だるま

まずは雪だるまのベースから。

丸とか四角とか簡単な図形からできています。

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これらを組み合わせたものがこちら。

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雪だるまパーツを全部結合して暗めの色で塗りつぶし、それを上下反転させて配置することで影になります。

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これを以前のクリームソーダの記事で紹介した方法(下のリンク参照)で、

kurokishiy.hatenablog.com

三角形を延々描いていったものがこちら。

形がシンプルだから簡単にできるだろうと思ったけど、円形の表現が、なかなか厄介。

三角形の数を少なくするとカクカクしてしまうし、多くすると他の部分の三角形とのつながりが面倒になる。

今回は多めで表現。

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これに先のベースの雪だるまから色を拾ったのがこちら。

(色の拾い方も先ほどのリンク先で紹介しています)

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色の変化がなくて、いまいち面白味がないものになってしまいました。

背景の色を濃くしたり、目の輝き表現として色を少し変えてみたりして工夫はしましたが、さらに何か必要。

などと考えながら背景へ。

 

背景

今回、スマホカバーサイズだとやりにくかったので、手帳タイプをメインに作成。

そのため幅を広げました。

そしてそこに山を追加。

山は鉛筆ツールで。ある程度の高さと起伏をつけてやれば、結構適当な線でもそれっぽく見えます。

上から下へ色を薄めていくグラデーションをかければ、さらにそれっぽく。

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さらに空の色を濃く。

夜空を別レイヤーにして、夜空のレイヤーを複製して乗算レイヤーにすると、色をいじらなくてもそのレイヤーの不透明度を下げたり、そのレイヤーをさらに複製することで濃くしたり調節が簡単になります。

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これで雪だるまが映えました。

ここに前回描いた星空とオーロラを重ねていきます。

 前回の記事はこちら。

kurokishiy.hatenablog.com

 

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オーロラは前回のものから、1つひとつの上下幅を微調整することで、奥行きとぼかし加減を加えています。

 

そして雪だるまをコピーし、反転縮小で左側にも配置。

色を変えたほうがいいのかどうか迷いつつも、あくまでサブの存在なので、そのままに。

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これで完成!のつもりでしたが、やはり白すぎて物足りない感じがしたので、ここからもう一工夫。

 

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本体色を半透明にして、ポリゴンの線をより目立たせるようにすることで、発光している雪だるまオブジェ風にしました。

 

これで完成。

このスマホカバーは「クリケ」で販売しています。 

[クリケ|公式サイト オリジナルスマホケース / 会員詳細ページ]

上記のリンクから行けるので、もしよろしければ覗いてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。