冨岡義勇の羽織の柄をアイソメトリックで描いてみる
冨岡さんの羽織の柄もアイソメトリックな形状なので、前回の方法を使って描いていきます。
使用ソフトはInkscapeです。
このように2種類の立方体が積み重なっている状態なので、三面図を2種類用意します。
まずはシンプルなほう。
こちらは簡単に正方形を並べるだけ。
大きさはどれくらいでも大丈夫ですが、自分の描いたものを見てみると、一辺100pxの正方形でストローク幅が2.829pxでした。
次に中に四角が描かれているほう。
こちらも正方形の大きさは同じ。
ここで中の四角の描き方。
矩形ツールで正方形を描いて、オブジェクトをパスに変換。
ノードツールで選択して、Ctrl+Aで4つの角を選択状態に。
この状態で、画像左上の赤い丸の部分をクリック。
すると辺の中心部分に点が打たれます。
そのまま、もう一度押すと左の状態、さらにもう一度押して右の状態にします。
説明のため、辺に点が打たれている部分に黒い三角をつけています。
右の画像で赤で示した部分2点の間に直線ツールで線を引きます。
途中でどこでもいいので1つクリックします。
途中で打った点を右辺の位置、底辺の位置に合わせます。
今度は内側に正方形を描きます。
青で示した点と、右下の角を通るように四角形を描いて、左上の点を青で示した位置に合わせます。
あとはこれをグループ化して複製、左右反転させて、同じ大きさの緑の正方形を描けば複雑なほうの三面図が出来上がり。
三面図ができればあとは、アイソメトリックの変形。
作業の前に、線の角は丸にしておいたほうがきれいに見えるかと。
水平を81.65%、垂直を70.71%に縮小。
上面は縮小した図形を右方向に30度シアーして、30度右回転。
側面は縮小した図形を左方向に30度シアーして、30度右回転。
正面は縮小した図形を右方向に30度シアーして、30度左回転。
この3つを組み合わせる。
もう一方も同様に、変形。2つを並べます。
この状態でグループ化してどんどん並べていきます。
こういう階段状になっているかと。
さらに並べていきます。
最後に右袖部分の無地の部分をつければ完成。
何気に黄色い部分の小さな四角が一番面倒だった。