フルーツの断面を描いてフルーツサンドを表現
前回食パンを描いたことで、「この描き方はいろいろ活かせるかも」と思ったので実践してみます。
食パンと合わせて、全粒粉を使用したフルーツサンドも描きました。
普通の白パンでもいいのですが、イラストとしては、パンは茶色いほうがクリームとフルーツが引き立つように感じます。
使用するのはInkscapeです。
イチゴの断面
食パンの気泡を描いたのと同じように、鉛筆ツールで輪郭と輪郭より少し小さいものを描きます。
鉛筆ツールのスムージングの数値は自分の好みで調節します。
数値が大きいと綺麗な輪郭になりすぎて、小さいとガタガタになります。
輪郭は内側は外側より数値を小さくして描きました。
外側を複製して色を薄めに。
もう一方は内側と差分。
薄いオレンジで鉛筆ツールを使って、イチゴの形状を内側の輪郭より小さ目に描きます。
描いた後ぼかす。
先ほどより薄い色で細長く水滴状のものを描きます。
これも描いた後にぼかします。
さらに薄く色で、形状を細くして描きます。
これはぼかしを控え目に。
さらにもう1度。
これは色をオレンジで。ぼかしも入れます。
あとは中心から外側に向かって細いディティールを入れていきます。
細いディティールをいくつか入れていけば完成。
キウイの断面
ものは違っても描き方は同じ。
外から内へディティールを追加していきます。
基本のパーツ構成はこんな感じ。
種は円弧ツールで描いて、黒単色のものと、ハイライトを入れたものを混ぜて配置。
白の細長いディティール緑の細長いディティールを中心から外側に向け、えんぴっツールで描いていきます。
あとは、先のディティールに加え、緑の斑点状のものを全体に描いていきます。
部分的に多めにぼかしを入れた白っぽいものを置いてやると瑞々しさが出ます。
これで完成。
オレンジの断面
これも基本的な描き方は同じ。
色ごとに鉛筆ツールで形状を描き、それを組み合わせていきます。
これだけでも十分オレンジっぽい。
中心から外側に少しずつ色を変えて、細長いディティールを描いていきます。
オレンジに関しては、テカりの表現以外はぼかさずに描いていきました。
完成。
一番中心の陰は、ないほうがそれっぽく見えるかも。
今回描いたフルーツと前回描いた食パンを好きなようにカットして組み合わせればフルーツサンドも描けます。
前回の食パンはかなり面倒で時間がかかりましたが、一度あれを経験することで、今回のフルーツはお手軽に描けました。
これらを使ったスマホケースも作ったので、ぜひ下記のリンクから覗いてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。