市松模様をサクッと描いてみよう
コミックやアニメで話題の主人公が着ている着物の柄を Inkscapeで描いてみます。
既存のパターンを使用する
まず四角を用意します。
次にフィルとストロークのウィンドウで赤丸で示した「パターン」の部分を押します。
そしてパターンフィルから「市松模様」を選びます。
以上。
簡単。
でもちょっと模様が小さいようにも感じるので少しいじりま す。
下の画像、青丸の箇所をクリックしてノードツールに。
その状態で画像を選択すると、画像の赤と黄色の丸で示した 部分に、白くて小さい、丸と四角が現れます。
白丸を上下に動かすと模様の角度を変えられます。
白四角を左上に動かすと模様が小さくなり、右下に動かすと 大きくなります。
タイルクローンでを描く
1辺1000pxの正方形に描いていきます。
まずはベースとなる緑の1000pxの正方形と、柄のベースとなる黒の100pxの正方形を描きます。
黒の正方形のサイズは、ベースのサイズを割り切れるようにすると端がきれいに決まります。
黒の正方形は、緑の正方形の左上に。
黒の正方形を選択して、メニューの「編集」→「クローン」→「タイルクローンを作成」。
出てきたウィンドウの「シフト」タブで、次の画像にあるように数値を入力します。
水平シフトの列ごとが「100%」、行ごとも「100%」。
交互にするのチェックを2つとも入れる。
行、列を「10」と「9」に。
この行、列の数値は作りたいサイズに合わせて変更してください。
あとは「作成」ボタンを押す。
見た目はこれでいいのですが、もうひと手間。
選択ツールの状態で、できた画像のどれかを選択。
メニューの「編集」→「クローン」→「オリジナルを選択」をしてキーボードで「Del」。
これをしておくと自由に色を変えたりできます。
Inkscapeは無料のソフトなので、休日に試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロードやインストールの方法などは、他の方がたが詳しくしてくれているので調べてみてください。