やってみよう!ベクター画像

ベジェ曲線でいろいろ描きます

Inkscapeで描く暗闇の中の黒ねこ

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「暗闇からこちらを見ている黒ねこ親子」というテーマでスマホカバーをデ
ザインします。

うちにいる黒ねこが夜中、真っ暗の中で遊んでいる姿を見て思いつきました。

 


準備

まずは下絵。
こんな感じにシンプルな形状で全体を構成してみます。

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次にベースとなる毛の塊。
これの作り方は前回紹介したとおり。

kurokishiy.hatenablog.com

今回はよりフワフワ感がでるように星型の角を200に。

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前回は毛の塊を微調整ツールで押して作りました。
その方法は簡単ですが、毛がつぶれてしまうことがあるのが難点で
す。

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今回は楕円で基本の形を作ってから毛をかぶせる方法をとりました。
これなら毛はつぶれずに、フワフワ感のある顔を表現できます。

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耳の作り方は前回同様、微調整ツールで押して三角形に。
耳の毛は短いのでこの方法で十分。

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これをベースに毛足の長い毛玉から切り出したパーツを組み合わせ
ていきます。

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組み合わせて余計な部分をカット。色を整えるとこういう感じに。

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顔の完成

本来なら黒ねこでも、鼻筋や口の周りは光が反射してグレーに見え
ます。
しかし写実的なものならともかく、こういうタッチのイラストでそ
れを表現すると可愛さに欠けるものになってしまうので省略。

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今回の構図では足がかなり目立つので、単なる塊ではなく、複数の
パーツを組み合わせました。

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横長の毛玉をベースに縦長の毛玉を3つ並べて、その上にベースを
複製して縮小したものを被せています。

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尻尾

ペンツールで描いたものをベースに毛を貼りつけていきます。
内向きの円弧は長方形と毛玉の差分で作ります。

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尻尾はカーブが増えるほどパーツも増えていきます。

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配置

下絵の通りに配置すると耳と尻尾が被って違和感が。
顔の傾きを逆にしても被ってしまい、尻尾も耳も形がおかしく見えます。

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なので尻尾は手帳タイプに持っていくことに。
代わりに子ねこを頭の上に。

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手帳型では反対面に大きく尻尾を展開。子ねこは下に降りていただ
いた。

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以上で完成です。 

 

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 最後までご覧いただきありがとうございました。